山梨県の新型コロナウイルスについての状況(東京と比較して)
山梨県の新型コロナウイルス感染の状況を4月8日の数字を基に、
東京都と比較して検証してみる。
結論として、感染・検査状況とも東京と比較すると、問題なく良く、
過剰な心配(自粛等)は不要と思われる。
<4/8現在>
項目 | 推計人口数 | 累計総数 | 同10万人あたり | 感染判明率 | ||
2020/1/1現在 | 検査数 | 感染者数 | 検査数 | 感染者数 | ||
山梨県 | 810,933 | 946 | 25 | 116.66 | 3.08 | 2.6% |
東京23区 | 9,653,112 | 5,477 | 1,338 | 56.74 | 13.86 | 24.4% |
東京都総数 | 13,951,636 | 5,477 | 1,338 | 39.26 | 9.59 | 24.4% |
※検査数・感染者数とも東京23区・東京都総数の区分けは不明なため、東京23区の数字が東京都総数の大多数を占めていると想定して、同じ数字を採用して集計
項目 | 累計総数 | 同10万人あたり | 感染判明率比率 | |||
検査数比率 | 感染者数比率 | 検査数比率 | 感染者数比率 | |||
対東京23区 | 0.17 | 0.02 | 2.06 | 0.22 | 0.11 | |
対東京都 | 0.17 | 0.02 | 2.97 | 0.32 | 0.11 |
実数で比較すると、当然のことながら東京都のほうが圧倒的に多いので比較の意味は無い。
10万人あたりの数字を採用して、公平に東京都との状況を比較してみる。
その結果、対東京23区および対東京都の比率から明らかなように、
検査数は東京の2倍以上にも拘らず、感染者数は0.22~0.32倍に留まっている。
東京は検査した人の約24%(ほぼ4人に1人)で感染が判明しているが、
山梨は検査数の2.6%(ほぼ40人に1人)しか感染が判明していない。
既感染者の濃厚接触者が中心であろうにも拘らず、東京に比較しても感染判明率は少ない。
なお、死亡者・重症者とも4/17時点で、0人である。
東京都・日本政府の新型コロナウイルスについての情報提供
東京都の情報提供
下記に主要情報は表示しているが、検査実施状況・検査陽性者の状況などが確認可能。
東京都の緊急事態措置の内容
新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等について(令和2年4月10日)
日本政府の情報提供
日本および世界の感染状況(日経提供)
日経提供
ジョン・ホプキンソン大学提供